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columnコラム
2021.07.10
ポリエステル繊維の染め方

ポリエステル繊維の染め方
ポリエステル繊維の3つの染め方をご紹介します。
ポリエステル繊維は高温でないと染まりにくく、加熱染色(下記①②)がお勧めですが、
ポリエステル以外の繊維との混紡品などの染色は③がお勧めの場合もありますので、
染められる素材をあらかじめ良く確認しましょう。
①最も濃く染まる、ポリエステルダイでの加熱染色
ポリエステル100%繊維を染色した例
※同じポリエステル繊維でも染まり具合はちがいますので、あくまでご参考としてください。
ポリエステルダイに同梱の濃色促進剤を加え、染色温度 90℃程度に保って加熱染色する染め方です。
②濃く染まる、コールダイホット+濃色促進剤での加熱染色
ポリエステル100%繊維を染色した例
※同じポリエステル繊維でも染まり具合はちがいますので、あくまでご参考としてください。
コールダイホット とは別売の濃色促進剤を加えて、染色温度 90℃程度に保って加熱染色する染め方です。
③淡く染まる、コールダイホットでお湯染め(非加熱染色)
素材により、かなり淡色に染まりますので、できるだけ加熱染色をおすすめしています。
ポリエステル100%繊維を染色した例
※同じポリエステル繊維でも染まり具合はちがいますので、あくまでご参考としてください。
染め始めは85℃以上のお湯を使って鍋・バケツなどで染色する方法です。
ポリエステル以外の繊維との混紡品などの染色は、こちらがお勧めの場合もありますので、
染められる素材をあらかじめ良く確認しましょう。